
「八重山の国際化と国境 そして未来」をテーマに、八重山経済人会議(大浜一郎代表幹事)の創立20周年記念講演会が1日、石垣市内のホテルで開かれ、元県知事の稲嶺惠一氏と東海大学海洋文明学科主任教授の山田吉彦氏が講師を務めた。尖閣諸島を抱える八重山が、隣国中国などとどのように関わるべきか展望した。
稲嶺氏は知事時代、香港のマスコミや中国政府関係者に、かつて尖閣諸島に日本人が住んでいたことを話したエピソードを紹介。相手は「初めて耳にしたという様子で、黙りこみ、話題を無難な経済に切り替えた」と振り返った。
その上で「中国には毅然と事実関係を伝え対応する姿勢が重要。中国は沖縄の情報を細かく収集している。沖縄や日本も尖閣に関する事実を収集して対応すべき」と主張した。
▼全文は「新聞オンライン.com」で
http://www.shimbun-online.com/latest